一昨日(6/17土曜)お邪魔した京成高砂駅近くにある老舗大衆酒場の「高砂家」さん…このお店に初めてお邪魔したのはタウン情報のライターをしていた今から13年ほど前のことで店構えや出てくる料理は老舗であることを納得できる大衆酒場ですが、不思議な魅力があり近隣に来ると足が向いてしまう店。

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近隣に新築されたマンションの居住者向けウェブサイトのタウン情報でマンションから徒歩圏内のタウン情報を「散歩の達人」のようにピックアップして紹介していくお仕事で、線路沿いの裏通りにたたずむ店構えを見て偶々発見したのがこのお店との出会い。

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店先の大きな白い暖簾が印象的な下町にありがちな大衆酒場で店内は薄暗く酒樽を椅子にしたカウンターの一階と二階に座敷というお店で開店直後に入ると良い意味で枯れた場末感漂う渋みのある店ですが…午後6時頃になると妙齢の女性が出勤し始め、カウンターの中にいた姐さんと呼ばれる高齢の女性は厨房へ…そして午後7時頃には、カウンター内に妙齢(妙齢と書くと美熟女とか魔女って思う人が多いようですが本来の意味は「若い女性、20代前半くらいまで」)の女性が2~3人が居並び枯れた場末感の漂っていた店内の雰囲気が一変する。

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そうは言っても女性のルックスは美人という感じではない、大衆酒場ですからお酌をしてくれるわけでもお話し相手になってくれるわけでもなく、ひたすらお客の注文を聞き、出来上がった料理を運び、カウンターの中で徳利に酒を注ぎ、チューハイを作る気さくで明るく気が利いて感じの良い女の子たちで実に愛らしい。 

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昨夜は新人のバイトの女の子が初出勤ということもありカウンターの中は、10代後半に見えるエキゾチックな顔立ちの女の子、二十歳そこそこかな…というチョイポチャで人懐こそうな笑顔の新人さん、ちょっとお色気のある20代半ばくらいで新人の姉という女の子、地味目なしっかり者で良い嫁になりそうな20代半ばくらいの女の子の4名で見た目は老舗の大衆酒場を装ったような異空間に感じるけどサービスは至極健全で正統派の大衆酒場でお色気は一切無しで、真に大衆酒場の看板娘による人海戦術な営業スタイル。
 
入店時は、女の子に姐さんと呼ばれていたお姐さん(飲食業界のうち飲み屋や市場では女性は年齢に関係なく「お姉さん」と呼ばないと、業界人は知らん顔されて「お姉さんだよ!」と怒鳴られる…特に市場では…「おばちゃん」と呼んで笑顔で振り向かれたら素人と思われてると思ってください。)と厨房のお姐さんだけなのでお姐さんに「生ビール」を貰います。

如何にも綺麗に洗ったジョッキに長持ちするきめ細かい泡の生ビールが出てきます。

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最近は中ジョッキというと380ml前後の小ぶりなものが増えているけど、このお店のジョッキはキリンビール純正の435mlジョッキで表面に付く結露の粒が小さく内側に炭酸の気泡が全く貼り付かず泡がきめ細かく長持ちするのは、グラスと生ビールサーバーの洗浄がビール会社が推奨するマニュアル通りに行われている真面目でしっかりした仕事の店である証拠ってことで生ビールもしっかり旨い。

これ、ガチガチに凍らせたジョッキにビールを注ぐことより大切なことで、自分で居酒屋を経営していたころ、ビールメーカーのビールサーバーのメンテナンス担当のオジサンに旨い生ビールを注ぐ基本中の基本と教えられたことで僕も厳守していたことなので、こういう生ビールに出会うと嬉しくなっちゃいます。

お通しは、味噌が添えられた生の胡瓜、このお店、これを基本に沢庵が付いてみたり…ということが多い。

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超シンプルだけど新鮮なバリッとした食感が良くて好感度高いお通し、夏場はキュウリなどウリ系の食べ物は身体を冷やす効果があるので、暑がりな僕は大歓迎のつまみです。

一品目の肴は「まぐろぶつ切り」メニューが製作途中だったので価格不詳(完成したメニューには、つまみ330円~1,000円と書かれていて、店の壁に貼られた短冊は大半が330円)を貰います。

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特別旨いって訳じゃないけど品質的にはごく普通のマグロで、 鮮度も問題なく、ちゃんとマグロの味がするぶつ切りって感じで好感が持てます。

そして飲み物をチューハイにチェンジします。 

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10年弱前にお邪魔した時は、梅シロップ入りの最近「下町チューハイ」と呼ばれているスタイルのチューハイが出て来るお店でしたが、今回は普通に焼酎を炭酸で割ってレモンスライスを入れたもので、お姉ちゃんの製造過程を見ている限り、焼酎の量は90mlくらいで、飲んでみると飲み口は良いけど、結構濃いめで、コレ危険そうだ…(^^;

そして、二品目のつまみは、大好物の「にら玉」。

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ニラたっぷりの見た目が嬉しく、程よくふんわりした食感の卵で濃い目の味付けされたニラ玉は個人的に相性が良く酒が進み、チューハイの危険度を更に増してくれます。

チューハイを飲み干すとタイミング良く若いお姉ちゃんが「おかわりしますか?」と嫌味なく気さくに聞いてくれる奨め上手でチューハイもあっという間に3杯目。

儲け主義のガールズバーのように色気ムンムンで上目遣いで男心をくすぐられるより、気さくな笑顔で、置こうとしていたグラスに向かって手を出されると、ワタクシ娘は居ませんが、オジサン世代は愛娘に言われているようで置こうとしていたグラスを渡してしまうんですね…ホント奨め上手な娘たちで…近所にあったら身体に悪そうなお店です(^^;

もう健康のため、おかわりは止めておこうかな…と思って三品目のつまみは、多分軽いだろうと思って注文した「ハムカツ」…見事に期待を裏切ってくれました!

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熱々の揚げたてで…しかも分厚くてデカい!! 

Facebookを見た畜産メーカーのお友達によるとハムカツではなく「ソーセージカツ」 が正式名称らしく、ハムカツというよりトンカツに近い圧倒されるビジュアルで柔らかく程よい塩味で旨いし酒が進んでしまうイ・ケ・ナ・イ一品に、これから約70㎞の道のりを電車で帰ることを忘れさせてしまう嫌味のない愛娘のような笑顔で差し出される手に空いたグラスを渡してしまうワタクシ…結局、4杯目(90ml×4杯=360ml=焼酎4合=四合瓶のボトル半分)のチューハイを飲み終えハムカツ食い終えて、お勘定。

このお店のお姉ちゃん、若いのにお客の仕草を良く見ていて「おかわりしたいな…」というグラスの置き方と「あ~良く飲んだ^^」とお勘定前のグラスの置き方を見分けているようで最後の一杯を飲み終えてグラスを置くときは、こちらをニコニコ笑顔で見ていて手を差し出さない…気のせいかもしれないけど…すごい店だ! 

ちなみにお勘定は4,100円…以前は生+焼酎2杯、つまみ3品で大体3,000円くらいで、今でも価格設定は変わってないみたいだから…久しぶりだからってことで、チョイと飲み過ぎちゃいました…

それとも加齢とともに色っぽい女の子よりも…若くて健康的な自分の娘のような年頃の女の子には弱くなっちゃって余分に飲んじゃったのかな…(^^;